「、どこにいる?」
はを探して歩いていた。
「こんにちは、隊長」
「藍染か・・・・」
「誰かをお探しですか?」
「を探しているんだ」
「ちゃんなら、さっき市丸と一緒にいましたよ。朱音くんや香也くんも一緒でしたね」
「そうか、ありがとう」
二人がすれ違う直前、は藍染の耳元に囁いた。
「十三隊は騙せても俺たちは騙せないからな」
藍染は足を止めたが、は足を止めずに去って行った。
「・・・ここにいたのか」
は市丸と一緒に遊んでいると香也、朱音を見つけた。
「おっ、零番隊長さんやないの」
「っ!」
はに飛びついていった。
「悪かったな、市丸。たちの相手をさせて。仕事に戻っていいぞ」
「ほな、ばいばいちゃん」
「うん」
市丸はにニッコリと笑ってそこから去った。
「・・・・・・・市丸と藍染とは遊ぶなって言ってあるだろ?ほかのやつらならまだしも」
「なんで?」
は小さく溜息をついた。はキョトンとしての顔を見ている。
「あのなぁ・・・あいつらは悪いやつらだ、って言ったろ?」
「ぶぅ」
「そうだ、鬼道はどのくらい進んだんだ?」
「赤火砲までかな」
銀の髪をした少年が言った。
「そうか。わかった」
「はわいらよりもめっちゃ進んでるで」
「んわかったよ。さぁ朱音と香也も帰るんだ」
「わかった。ばいばい、」
「さいなら」
二人の少年はそれぞれの家に帰って行く
「?」
のことをが不思議そうに見つめていた。
「どうしたの?」
「んにゃ、なんでもない。そうだ、・・・・明日は朽木家のお邸に行くからな」
「私も?」
「お前も」
「やった」
は嬉しそうに笑った。
それにつられてかも小さく笑った。
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