安倍晴明と妻、若菜の第一子だが、産まれてから七年後死亡
現在は冥府閻羅王太子の妻になっており、夫のこととなると途端に惚気る(紫談)
親族に手を出すものには容赦がない。笑顔でごく普通に盗賊をのすことも可能(だが品位を大切にしているためやらない)
強い霊力を秘めているため、陰陽術を容易く扱う
冥府の不利益になることはしない人
「私はあなたを守りに来たのです」
「想っていいのですよ。想うことは罪ではないのですから」
緋乃・弓狩
閻羅王に仕える禁鬼で、輪廻の輪から外れた存在
―緋乃―
真っ赤な髪をし、顔を半分隠す面をつけ、丁寧な口調で話す
炎を操り、主に剣での戦いを得意とする
主の命により昌浩のそばにいるが、雪菜以外の命令には従わない(はずだが最近紫にも従わされている)
天照と月読の妹輝津薙命が本当の姿
「あなたが私の唯一の主です」
―弓狩―
同じく閻羅王に仕える禁鬼
銀の髪を持ち、面をつけ、あまりしゃべることがない
弓を扱い、風を操る
緋乃よりも多く雪菜のそばにいる
異端の妖狐が本当の姿 名は氷珱
「それがあなたの選んだ道なのならば」
冥官を務める小野家長姉で、20歳(のハズ)また男装し、陰陽寮に所属
一番初めに倒した鬼から呪いを受ける
普段は父方の姓である小野を使い、男装中は母方の姓、橘を使う
安倍家の邸に呪いを受けたときから居候しているため、神将とは仲がいい
二匹の式神と小野家の宝刀『狭霧丸』を扱う
今上帝の后が彼女のことを大変可愛がっており、唯一彼ら二人に笑顔で非難の言葉を浴びせられる人となっている
本当は冥官家小野の始祖となるはずだった
「私は一族の誇りを捨てないわ。苦しくたって私は小野と橘で唯一の人間なんだもの」
「人は成長するものなのよ。真っ直ぐに前を見て歩きなさい。胸をはって、ね」
翡乃斗・螢斗
紫に使える式神
―翡乃斗―
闇神
地に着くほど長い黒髪に黄金色の瞳、闇色の一枚布でそれを体全体に巻きつけさらに紺色の布をその上からかけている
主に剣で攻撃
獣の際は黒猫、瞳はそのまま
「我が体、魂はすべてお前のものだ」
―螢斗―
光神
腰よりも少し長めの黒髪、翡翠色の瞳、黒い服で肩に淡い青色の布を巻きつける
主に槍で攻撃
獣の際は黒狼のような体躯に長い耳と尾を持つ
瞳はそのまま
「無理をするな。お前は人間なのだ。弱く、そしてもろい存在なんだ」
高天原最高神の一人
地につくほど長い銀髪と青空色の瞳を持つ
紫が幼い頃母親に連れてこられてその姿を一目見る。その瞬間、彼女の魂の清らかさに心奪われたという(本人談)
高於とは知己でよく二人して紫をからかう
それでも紫一人を寵愛していて、彼女以外の人間がどうなろうと知ったことではない
神と人との禁忌を知っているため、最後の一線を越えようとはしないが、最近は理性が中々もたないという
兄神である天照大御神とは今少しばかり仲が悪い
紫の式神翡乃斗は彼の配下になる
「誰が死のうと私には関係はない。しかし君が傷つけられれば私は黙ってはいまい」
高天原最高神の一人
紅よりも赤い髪と金の瞳を持つ
弟神月読の人間(紫)好きに呆れるものの、自らもまた紫を可愛がる(紫にとっては大迷惑)
神の気まぐれというものをやっと最近自覚し始めたところである
紫の式神螢斗は彼の配下にあたる
とりあえずは紫の行く末を見守ることに決めたらしい
「人間とは愚かなものだ。自らが傷つくことよりも他人が傷つくことを嫌う」
屡螺
妖狐と神の混血児
母は輝津薙命、父は氷珱という異端の妖狐
生まれてはいけないはずの子供だったため、冥府閻羅王のもとで育てられる
ある程度育てられてから人間の子供の体に封印される
宿るはずだった体を瘴気に穢される
「俺はお前たちを信じてる。なんてったって最高の友人だからな!」
質問シリーズ
恋人に15の質問