遥か昔、女神と妖狐が出会った




それは禁忌




遥か昔、冥官家の始祖となるはずの少女がいた












「われらが同胞の犯した罪が・・・・・」








「紅蓮っていう名前で二人がつながっていると思うの」


『お前如きがその名を呼ぶな』






「あなたがどんな姿になろうとも、見つけられる自信はありますよ」










「助けてほしい。われらが息子の命を」







「オレは神であり妖狐であり、人でもある。どの種族にも当てはまらない・・・」












守りたいがためにここにきた

ねぇ、昌浩


あなたはまだ強くなれる






「オレは、屡螺の親友じゃないの?」










ありがとう




お前たちは俺に居場所をくれた











果て無き闇を指し示せ 天狐編白銀の宴